サンダーバード ARE GO (2015) は、めちゃくちゃ面白い。
って、最初は「なんじゃこりゃぁ!!」でしたが、毎回毎回見ているとだんだん面白くなっていき、ついに今では楽しみになるほど。
オリジナルとの比較に思い出補正が加わる年寄り(自分も含む)を納得させる事は土台諦め、少なくともオリジナルを冒涜するものは絶対に作らないぞ!って感は確実に伝わりました。
ちゃんと敬意も感じますし、サンダーバードが好きだった人がメインに関わっているのも分かります。
酷かったハリウッド版:実写サンダーバードに比べたら月とスッポン。
絶対におまえ、サンダーバード好きじゃないでしょ?てか、そもそも知らないでしょ??って出来でした。
当時、劇場で本気で激怒した。
なんだこれは
スパイキッズか?
ふざけんな!!
(2004年版サンダーバードの感想)
それに比べれば2015年の新シリーズは、
CGの違和感
重量を感じさせない軽さ
早い展開(発進シーン、話展開含む)
などの不満はありましたけれど、これは慣れます。
そもそも、私らオジサンだって忘れてはいないでしょうか?
リアルタイムで見た人は別として、子供の頃に再放送を見てハマったって人がほとんどだと思います。
あの時だって私たちは、操り糸丸見え濃い顔の人形劇に違和感を感じていたはずです(笑)
それを受け入れられるようになって、またはそんな事が気にならないほどのメカの細かさ、話の面白さに夢中になったはずです。
忘れないで下さい、その違和感はオリジナルにもあった事だと!
「消えたファイヤーフラッシュ」見ましたか?
オリジナル見た人には涙、涙じゃないでしょうか?それともまた細かい文句言いますか?
私はもう新サンダーバードに夢中です。
オリジナルのビンテージ家具の様な1号機のコックピットは今風になりましたが、そもそも誰よりも、どんな機体よりも真っ先に現地に向かうという目的のサンダーバード1号は、今となってはオリジナルの方はちんたらしていてちっとも危機感ありません。
こっちの方が理に適っていると!
でもまぁ、今見てもオリジナルは本当に凄いんですけどね。
CG人形劇風になった新サンダーバード、これはこれで別物として楽しみましょう。
オリジナルはしょんべん漏らすくらいフッドが怖かったですが、CGフッドは随分優しいお顔になっちゃいましたね。
でもおかげで娘とも一緒に見れます(^^)
で、今になってオリジナルのBlu-ray欲しくなったら、もう買えなくてとんでもないプレミア価格なんですね。
あ、でも海外版はすごく安いのか!
じゃあもうこれでいいや。日本語字幕無くても。
どうせ買った時点で満足してすぐには見ないでしょうから。
見たとしてもつまみ食い程度だろうし。
このサンダーバードが盛り上がればまた再販するかもしれないのでみんなで応援しましょう。
ちなみに私はデジタル・リマスター版5.1ch音声化のDVD-BOXは今でも持っています。
これも十分良い出来でした。
Blu-rayはもっと良いものなんだろうってのも分かります(笑)
このサンダーバード ARE GOのソフトはどうなるのか?価格は?気になりますが、手頃だったら是非購入したいと思いますね。
今期は機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズも面白いし、久しぶりにオタクの血が再燃しそうだなぁ。
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